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働き方改革 制度・手続き
「働き方改革」の中小企業への影響は?対応策も知っておこう!
By HR-Get 編集部 on December, 26 2019
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2019年の4月から、働き方改革の関連法案の一部が施行されており、働き方改革への対応は大企業だけではなく、中小企業にとっても重要な経営課題となっています。

そこで今回は、働き方改革の中小企業への影響や、その対応策をご紹介します。働き方改革によって何がどう変わっているのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

 

1.  働き方改革について

2.  働き方改革が中小企業に与える影響とは

3.  働き方改革で中小企業が優先的に対応するべき項目

4.  まとめ

 


1.  働き方改革について

働き方改革は、政府の重要政策の一つでもあり、「様々な働き方を可能にする社会」を目指す改革です。
雇用と労働を受け持つ厚生労働省では、働き方改革の実現に向け、以下の7つを具体的な取り組みとして挙げています。

⦁ 非正規雇用の待遇差の改善
⦁ 長期間労働の是正
⦁ 柔軟な働き方ができる環境づくり
⦁ ダイバーシティの推進
⦁ 賃金引き上げと労働生産性の向上
⦁ 再就職支援と人材育成
⦁ ハラスメント防止対策


2.  働き方改革が中小企業に与える影響とは

働き方改革により、中小企業は以下のような影響を受ける可能性があります。

◆人件費の増大
時間外労働の上限設定や有給休暇によって、これまでの従業員数では対応できなくなった業務をカバーするために、正社員やアルバイトを採用し人件費が増大する可能性があります。

◆売り上げや収益の減少
従来の従業員数では、法改正の制限を超える時間外労働や、有給休暇の取得を満たせない場合、新たに人員を確保するか、従業員の労働時間を削減せざるを得なくなり、売上や収益の減少につながる可能性があります。


◆管理コストや手間の増大
働き方改革で従業員の労働時間を客観的に把握することが義務付けられていることや、有給休暇の取得の義務化により、無駄な業務を削減し、業務の効率をアップさせることが必要になるため、その管理コストや手間が増大する可能性があります。

◆人手不足の深刻化
働き方改革に上手く対応できず、法令違反となった場合、罰則を受けるだけではなく、企業のイメージが悪化して採用が上手くいきにくくなります。また、従業員の離職率が高くなる可能性もあるでしょう。



中小企業がこのような影響を受けないために、まずは現状の業務を見える化し、そこから無駄な業務を洗い出し、削減することから取り組むことが重要です。
さらに、ITツールなどを使用すれば、さらなる業務の効率化が可能になるでしょう。


3.  働き方改革で中小企業が優先的に対応するべき項目

働き方改革で、中小企業が特に優先的に対応すべき項目をご紹介します。

⦁ 労働者の勤怠管理を適切に行う
⦁ 残業時間の把握及び削減対策を講じる
⦁ 有給休暇の管理を適切に行う
⦁ 社会保険への加入を適切に行う

働き方改革において、労働者の勤怠管理を適切に行い、労働時間を客観的に把握することが重要です。事業者は勤怠管理システムやタイムカードを活用し、勤務時間や勤務日数をデータ化することがポイントです。

また、残業時間を把握しておくことや、時間外労働自体を減らすことも重要です。中小企業は2020年の4月1日以降、時間外労働の上限規制が強化され、違反時の罰則も規定されます。そのため、これらは慎重に行う必要があるようです。

有給休暇については、労働者に、年に5日間確実に取得させる規定があります。労働者が確実に有給休暇を取得できるように、周知徹底を行うことが重要です。また、休みを取得しやすい職場の環境づくりも大切なポイントの一つです。

さらに、社会保険への加入も働き方改革の大切なポイントとして挙げられます。中小企業が働き方改革をスムーズに進めるためには、労務や人事といったプロの助けを借りるのも一つの手です。


4.  まとめ

いかがでしたか?
働き方改革の中小企業への影響やその対応策などはしっかりと理解できましたか?

働き方改革は良いことでもありますが、中小企業にとっては「どう対応してよいのかわからない」「人手不足で採用も難しく、残業時間の制限は困る」などの問題を抱えることもあるでしょう。

しかし、法律はしっかり守る必要があります。そのため、早くから働き方改革の準備を行い、自社への影響を考え、それに合った対応をとることが大切です。そのために、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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